セルヴァン・シュレベール、ダヴィド

定価: ¥ 1,890
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発売日: 2003-10
発売元: アーティストハウスパブリッシャーズ
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心に影響を与える様々な因子
著者は、自らが脳腫瘍を治療、克服された経験のある精神科医です。
自分の経験を元に書いた癌の治療の本も書かれており、フランスはもとより
アメリカでも有名な方だそうです。
うつの治療に薬物だけではなく、人間関係、食事、思考などの重要性を理論的に
述べています。
それは、癌の治療の本と重なるところが少なくなく
人間の心と体は密接につながっていることをあらためて教えてくれます。
とても興味深い一冊でした。
薬以外にこんなに方法があるなんて・・
タイトル・表紙の気軽な雰囲気よりも堅めの本です。
薬以外の様々な治療について、なぜ効くかの理論や検証した結果などを交えて
かなり詳しく書かれています。
ボリュームがすごいので、興味のあった療法を中心に読みました。
個人的には、運動がなぜ効くかの説明や、オメガ3(魚油や亜麻仁油)療法では
DHAよりEPAが多いものが良い、などが参考になりました。
愛情や他人との絆についての章も印象に残りました。
想像以上に、人間の心にとってコミュニケーションは重要なんですね・・
医療の現場でももっと意識されるといいんでしょうけど。
(そこまで介入できない、してる暇もないってのもあるんでしょうが・・)
知的な読み物としても面白かったです。
薬以外の治療を知りたいけど、認知療法や精神分析はちょっと・・
という人にオススメです。
投薬だけが治療じゃない
みなさんのレビューを見て、本を手にとってみました。
難しい、というご意見もありましたが、私は楽しく読めました。
感情脳と心臓がつながっている、という記述をみて、
「ああ、だから心はハートというんだな」とあらためて感心。
EMDRという知らなかった方法が書いてあったり、
オメガ3のこと・・・DHAとEPAの割合についてなど
興味深いことが沢山書いてありました。
投薬だけの治療に疑問を持たれている方は、
読むと何らかのヒントを得られるかもしれません。