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「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)

「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)
香山 リカ
「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)
定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 15528位
おすすめ度:
発売日: 2008-07-16
発売元: PHP研究所
発送可能時期: 在庫あり。

素人レベルの見立てしかできないヤブ医者が書いた本
私自身、精神科医として日々臨床の現場でうつ病の患者さん達を診ていますが、香山氏の意見には賛同できない部分が非常に多かったです。もしかしたら香山氏は実際上は大学の保健センターのような所での学生の悩み相談や、(時給の高い)企業の産業メンタルヘルス医として、社内で半ば処遇困難な社員の不定愁訴対応やクレーム処理などの仕事しかしていないのではないでしょうか??穿った見方で申し訳ありませんが、精神科臨床の中では、やや特殊な対象を扱う仕事が多いのではないか?と思ってしまいました。普通に大学病院や総合病院、単科の精神病院、精神科クリニックで勤務している限り、香山氏が指摘するようなケースに遭遇するのは非常に稀だと思います。香山氏が例示しているようなケースはゼロではないとは思いますが、極稀なケースをもって拡大解釈し、一般化し過ぎているような気がします。私は、一般の方々がこの本を読んで、うつ病の患者さんに対する偏見や誤解を持ってしまわないか危惧してしまいます。

著者の論調が支離滅裂です。
読んでみるとハッキリ言って著者が何を言いたいのかがよくわからない。この人の言いたいことは以下のようなことか?うつ病はつらい病気だということは著者は認識しているが、昨今のうつ病は誰でもかかるキャンペーンを利用してうつ病を隠れ蓑として扱う不当な輩がいる、ということだろうか?確かに、うつ病キャンペーンは今や流行りとなっているが、うつ病という病気を口実にして乱用する者は少ないと思う。なぜならうつ病は本当に苦しいものだからだ。そしてうつ病を患っている人達は自分を媚び諂い肩身の狭い思いを毎日味わっているわけだ。
そんな中でどうしてうつ病という病気を乱用できようか?いや、できない。
著者自身うつ病を患ったことはないだろうからうつ病の真の辛さはわからないだろう。
うつ病で休職して海外旅行に行く人たちを批判しているが、うつ病者がある程度のレジャーを楽しめるのは当たり前だろう(重傷を除く)。仕事上のストレスでうつ病にかかったならば、その患者に対し、なんらかの病気が発症していることを医師はちゃんと把握して軽々しく扱うべきではない。世の中に浸透したうつ病キャンペーンは実際には世間から何の理解も得ていない。なぜならうつ病は、うつ病の辛さは健常者にはわからないからだ。
結論、うつ病キャンペーンは良いことであるが、社会的には(健常者にとって)一生理解されないものと思う。なぜなら何度も言うが、健常者にはうつ病の辛さが絶対にわからないからだ。うつ病における経済的損失は莫大なものだ。「私はうつ」と言いたがる人たち現在進行形でうつ病を患っている人も大変つらい思いをしている。なので、著者は軽々しく、「私はうつ」と言いたがる人たちという言葉を使うべきではない。実際にうつ病を苦に自殺する人は大勢いるのだから。それとこの本に紹介してあった「うつ病の真実」という本を読んだがほとんど参考にはならない。

羅列的、網羅的
類似書籍と比較して、内容が浅いように感じます。

特に、日本人の労働時間については「若者はなぜ3年で辞めるのか?」
くらいの考察が必要だと思います。
また、引用元の書籍一冊を読みましたが、もし許可を得ていないのであれば、
引用元の著者がかわいそうな気がします。

精神科医の書籍というよりは、大学の学者(教授)の書籍といえるかもしれません。
テーマを拡げすぎたのではないでしょうか?

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