こころの荷物は愛でおろす[うつ病・統合失調症の青年たちとの交流記録]
和田晋典
![こころの荷物は愛でおろす[うつ病・統合失調症の青年たちとの交流記録]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41oF8Qch06L._SL160_.jpg)
定価: ¥ 1,400
販売価格: ¥ 1,400
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発売日: 2007-12-10
発売元: アートヴィレッジ
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全ての問題は愛が無いことから生れる
著者の実体験,考察から率直な想いと数々の実例が著者の言葉で述べられている良書.
統合失調症・鬱病など医学的・専門的な観点から解説したものが多い中,この本は一人間としての視点から見たものであり異色を放つ.
本の初めから終わりまで,著者の温かい眼差しと良心的な思いがふんだんに散りばめられている.
第一章は「家族」という視点からこの病の問題に触れている.
この病に罹った人は,家庭が幸せとは言えない環境であったということがまず挙げられている.
著者は彼らが幸せな家庭に生れていたら発病しなかっただろうと言っている.
また彼らとその家族が反省するべき点についても述べられている.
第二章では「精神病と霊の世界の関係」という視点からこの病の問題に触れている.
医学では妄想や幻覚だと扱われる事象も,霊が本当に居るとしか思えないと言えるような実例として沢山挙げられている.
以前に萩原玄明著「精神病は病気ではない」という本があったが,そこで述べらているようなことと重なることが書かれている.
どちらの章でも結局は愛・良心の視点が大切なのだということを指摘している.
これはこの病を解決する一つの方法でもあるかもしれないが,著者の人柄を表す言葉であるともいえるだろう.
個人的にはこの本はこの病に関わる人たちだけではなく,多くの人々に読んでもらいたい.
何故なら人間として何が大事なのかという根本的なテーマを扱ったものだからである.
著者の真摯な想いに耳を傾けて欲しい.
大切なものを思い出させる
統合失調症や欝といういわば発症原因の分からない厄介な病気に、「人」として何ができるのかを、「愛情」という誰でもが持ちえるはずのものを中心に対応する筆者の姿勢に感銘を受ける。
最近の本によくある「これで解決」というノウハウ本ではないが、本全体から「何か忘れていた大切なものを思い出させてくれた」そんな印象が強く残る。
霊界に対する事も、筆者のプロでない感覚が、「ある程度理解できるけれどどう考えて良いのかわからない」という一般の人にも役にたつと思う。
また、精神疾患にかかっていない人でも、家庭や愛情の問題などで大いに参考になるだろう。
わかりやすく読めるお勧めの一冊だと思う。次の展開に期待する意味で星4つ。
読んでみてください。
人のことをわかってあげたいと思っているひと、
自分のことをわかってほしいと思っているひと、
どんな本だろうと思っているひと、
ぜひ読んでください。
きっと読んで良かった、自分だけじゃなかったんだ、と思えるはずです。



